10月19日に開催された災害対策セミナーに当法人からも1名参加しました。
岡山県総社市から豪雨災害に対応された職員の方の講演がありました。
普段からの訓練の結果、全員避難をされたにもかかわらず、自宅や農機具が気になり戻ってしまわれた方がなくなられたそうです。また、普段服用している薬を把握しておくことも避難生活では大切になるようです。
防災啓発ドキュメンタリー映画「いつか君の花明りには」を作成された映画監督の小川光一さんの話もありました。
いろんな災害時に生じる心理的なことを知っておくことで助かる事ができることも備えとして必要だと思いました。
また、避難指示などが出ているのに「あきらめる」という言葉で避難されない高齢者が多いとのこと。その方の説得に時間をかけて一緒に被害にあわれる職員や消防団の方がいるそうです。「自分の命はほかの人の命を巻き込んでまであきらめたい命なのか」という言葉に考えさせられました。このことは、身近な高齢者にも伝えたいと思いました。
その他にも多くの学びのあるセミナーでした。
社会教育推進事業担当 大江 将幸